表❶ マウスピース矯正の利点と欠点▪目立ちにくい▪取り外しできる▪歯磨きをしやすい(清掃性がよい)▪ワイヤー矯正と比較して痛みが少ない▪食事の制限が少ない図❶ 食事や歯磨きのときに取り外せるアライナー利 点表❷ アライナー装着中に低下する唾液の働き▪消化作用▪自浄作用▪抗菌作用▪保護作用▪緩衝作用▪抗脱灰作用図❸ プラークが付着したアライナー欠 点▪ 患者依存型(患者がアライナーを装着しないと矯正力が働かない)▪患者のモチベーションに左右される▪装着したままで水以外の飲食物は禁止▪唾液の循環が悪くなる図❷ 矯正治療中に歯の移動が進むと、歯間空隙(矢印)ができる▪溶解作用▪円滑作用17ません。飲食時やセルフケア時の注意点を十分に指導しておかないと、矯正治療前よりもう蝕リスクが高まるおそれがあります。アライナーの取り扱いには特別な注意が必要なことを理解し、患者さんに説明しましょう。1)う蝕のリスク アライナー装着中は唾液の循環が悪くなり、働きも低下します(表2)。なかでも、自浄作用と緩衝作用の低下がう蝕リスクを高めます。もちろん、しっかりと歯磨きをしてから洗浄済みのアライナーを装着すればう蝕リスクは抑えられますが、歯磨きをしないでアライナーを装着したり、プラークが付着したアライナー(図3)を装着したりす
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