管理栄養士が輝く歯科医院 採用・定着から地域への健康支援まで
27/27

127 管理栄養士は、4年制大学をはじめとする養成施設で栄養学を体系的に学び、課題解決力や応用力を身につけています。考える力や対応力に優れ、即戦力となる人材です。栄養学においては歯科医師や歯科衛生士だけでは補えない視点を提供できます。治療後に「本当に嚙めているのか」「食事を楽しめているのか」などの点は、管理栄養士が栄養摂取状況を聞き出すことで明らかになることが多く、予後の評価にも直結します。 また、リハビリや機能訓練に栄養指導を組み合わせることで、より確実な回復を支援できます。管理栄養士との協働は医院の診療の幅を広げ、患者満足度向上にも繫がります。歯科医院の付加価値が高まります。 管理栄養士の介入はどの時期でも有効です。 幼少期は食習慣の確立と口腔育成、青年期は歯周病予防、老年期はフレイルや嚥下障害への対応と、それぞれの世代で必要な栄養サポートがあります。 治療効果が思うように得られない患者や、機能低下が進んでいる患者にはとくに有効です。口腔と全身の健康はつねに連動しており、栄養管理を並行して行うことで、治療の成果をより確実なものにできます。歯科と栄養の両輪で担うことが、予防と健康寿命延伸の鍵になります。歯科医院が管理栄養士を採用するメリットは?Q3A3歯科治療において管理栄養士が介入するタイミングはいつですかQ4A4

元のページ  ../index.html#27

このブックを見る