とはありましたか。望月 歯科についてはまったく勉強したことがなかったので、すべてが新鮮でした。歯科医院で接するすべてのことに驚きました。中野 新しい世界に飛び込んだということですね。口の機能発達と食事の調理方法の関連性について習ったことはありますか。望月 そこまで詳しく習ったことはありません。歯科医院に勤めてから、院長や歯科衛生士、多職種の方に聞きながら勉強しました。中野 いろいろな方と交わりながら理解を深めてきたということですね。岩﨑さんはいかがですか。岩﨑 私は以前、慢性期病院で働いていました。高齢の患者さんがほとんどで、嚥下造影検査をしながら、患者さんの状態に合わせた食形態を先生方と検討するという仕事をしていました。そのようななかで「この患者さんにはもっと早い時期に出会いたかった」と思うことが多くあり、予防に努めたいと思うようになりました。そのことが、歯科で働きたいと思った理由です。中野 ありがとうございます。そのころの業務内容と現在の業務内容での違いはありますか。岩﨑 最も異なることは、摂食障害にまで陥っていない、予防が可能な段階の健康な方が多いということです。中野 その患者さんがその後どうなるか、というリスク評価や将来予測を歯科医師と歯科衛生士と一緒に連携しながら診ているのですね。歯科医院で働いて驚いたことはありますか。岩﨑 先ほど望月さんが話されたことと同じで、歯科は勉強したことのない世界でしたので、歯の位置を表す上下左右といった基本的な言葉もわからず苦労しました。ただ、そのようなことはとても新鮮でした。中野 確かに、どの歯なのかを特定するために使う上下顎や左右側は、近心や遠心という言葉と組み合わされるので、とても難しいですよね。辻本さんはいかがですか。辻本 私は卒業後、まず保育園で働きました。子どもたちと接するなかで、食べ岩﨑麻由佳2024年、管理栄養士の資格を取得。慢性期病院での勤務を経て、2025年にむとう歯科医院に入職辻本若菜保育園での勤務を経て、2018年に寺嶋歯科医院に入職。在宅訪問管理士・保育士の資格を活かし、小児在宅医療にて栄養管理を実施私たち管理栄養士が歯科医院で食と栄養をサポートします61
元のページ ../index.html#19