管理栄養士が輝く歯科医院 採用・定着から地域への健康支援まで
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 医療的ケア児の増加に伴い、歯科医院における管理栄養士の役割が注目されています。本項では、小児在宅医療で管理栄養士が必要とされる背景と、歯科医院にもたらす付加価値を具体的に解説します。さらに、採用から業務定着までの実践的なプロセスを通じて、歯科医院が地域で果たす新たな役割を提示します。1.医療的ケア児の増加と現状 小児在宅医療を必要とする子どもは近年増加しています。全国では約2万人が医療的ケアを必要として在宅で生活しており、この10年間で倍増していることが報告されています1)。医療の進歩により重症疾患や周産期合併症をもつ子どもの救命率は高まりました。その一方で、在宅で長期的に医療的ケアを続けながら成長していく子どもが増えているのが現状です。 医療的ケアが求められる理由は多岐にわたりますが、なかでも「栄養管理」と「呼吸管理」(表1)が大きな比重を占めています。これらの医療的ケアのなかでも、胃ろう第1章 管理栄養士と協働しよう2. 栄養管理と呼吸管理の重要性所在地ユニット数スタッフ数1日の平均患者数100名診療時間HP24大阪府箕面市百楽荘1-2-2114台歯科医師16名、歯科衛生士20名、受付・事務8名、管理栄養士1名、保育士5名、歯科技工士1名、その他6名9:30〜13:30、14:30〜18:15(土曜日13:30〜15:45) 休診:日曜・祝日https://www.mdef.jp/松野頌平 大阪府・寺嶋歯科医院 小児在宅医療の現場で歯科と栄養管理が求められる背景第1章 管理栄養士と協働しよう─ 歯科医院が管理栄養士と歩む 実践の道のり4. 医療的ケア児を支える力を育てる

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