歯科治療において長期的に良好な予後を維持するためには、1本の歯の治療のみならず、歯列や咬合の治療を含めた咬合再構成が不可欠である。とくに開業間もない若手歯科医師にとって、長期にわたって通院する患者が、最小限の治療回数で良好な状態を維持して治療に満足し、かかりつけ歯科医院として継続的に通院してもらえるか否かが、医院経営の安定にも直結する重要な要素である。そのためには、咬合治療に関する適切な知識と技術を習得し、必要十分な介入を適切なタイミングで行うことが求められる。そこで本特集では、歯考会(乳歯会)、DFC(救歯会)、火曜会(なんかよう会)に所属する若手歯科医師3名に、それぞれが取り組んだ咬合再構成症例を供覧いただく。さらに、メンターの先生方から症例に対する評価点や改善点を提示いただき、さらなる成長への架け橋となる企画とする。顕在的病的咬合へ最小限の介入で対応した症例岩井泰伸 Yasunobu IWAI岩井デンタルオフィス/歯考会(乳歯会)〒260-0021 千葉県千葉市中央区新宿2丁目12−1 新宿レジデンス【コメント】若林健史 Kenji WAKABAYASHI広汎型重度歯周炎に対する包括的な治療伊藤準之助 Junnosuke ITO いとう歯科医院/DFC(救歯会)〒213-0033 神奈川県川崎市高津区下作延6丁目4番10号 YSビル1F【コメント】法花堂 治 Osamu HOKKEDO多数歯欠損を伴う歯列への咬合再構成中村一寿 Kazutoshi NAKAMURA青葉台なかむら歯科/火曜会(なんかよう会)〒227-0055 神奈川県横浜市青葉区つつじが丘1-14【コメント】千葉英史 Hidefumi CHIBA巻頭特集若手歯科医師が挑む咬合再構成
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