図❷b りっぷるくん(松風)図❶ あいうべ体操。①〜④を1セットとして1日30回行い、毎日続ける(参考文献4)より引用改変)図❷a リップルトレーナー(松風)視点です。 口腔機能発達不全症の治療では、MFT(口腔筋機能療法)を基本としたトレーニングに加え、生活習慣・食習慣の指導が中心となります1)。 トレーニング内容は、子どもの年齢や発達段階、生活環境に応じて個別に設定し、家庭でも無理なく継続できることが重要です。 導入としては、あいうべ体操(図1)2)や風船吹きなど、遊び感覚で楽しく取り組めるものから始めます。保護者と協力しながら取り組みを習慣化し、定期的な再評価によって進捗と効果を“見える化”することで、家庭でのモチベーション維持にも繫がります。 訓練は以下の4段階を意識し、段階的に進めると効果的です。①受動運動(他者が動かす)②自動介助運動(自分+介助)③自動運動(自分でできる)④抵抗運動(負荷をかける) 器具を使用する場合は、まずは簡便で安全なものから導入し、日常生活のなかで習慣化させることを目指します。 トレーニング選定の例は以下のとおりです。【口唇閉鎖力】①あいうべ体操、風船吹き、ボタンプル3)、口唇閉鎖訓練器具(図2a、b)②姿勢や生活習慣も含めて評価①「あ〜」と口を大きく開く■できるだけおおげさに、声は少しでOK!■1回4秒前後のゆっくりとした動作で!②「い〜」と口角を真横に引く③「う〜」と唇を前方にとがらせる■1日30回(3分間)を目標にスタート!■あごに痛みのある場合は、「い〜う〜」でもOK!④「べ〜」とベロを思い切り下顎を舐めるように突き出す103103あいうべ
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