【11月の新刊】1歯欠損から1歯残存までを補綴する Best Denture Design 【増補改訂版】
パーシャルデンチャーがもっとうまくなる!!金属床とレジン床設計の関係性やデジタルパーシャルデンチャー等新規項目を収載し、さらに内容充実。経験則から生まれた60の実践的な基本設計。
定価:9,900円(本体 9,000円+税)
A4判・156頁・オールカラー
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ISBN:9784885106378
発行元:デンタルダイヤモンド社
2025年11月発行
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著者情報
【著】
谷田部 優(東京都・開業)
概要
パーシャルデンチャーがもっとうまくなる! !
金属床とレジン床設計の関係性やデジタルパーシャルデンチャー等新規項目を収載し、さらに内容充実。
経験則から生まれた60の実践的な基本設計。
2015年の発刊以来、多くの先生方に好評いただいたロングセラー書籍の増補改訂版が装いも新たに登場!
パーシャルデンチャーは、「1歯欠損」から「1歯残存」までの欠損修復に対応でき、歯が存在するほとんどすべての欠損が適応症例となる。
本書では、あまたの欠損分布のなかから、とくに遭遇することの多い60例の設計を掲載。設計のポイントや、それを元にして考えられる設計を箇条書きにし、必要なときに取り出せる辞書のような構成となっている。
基本設計を理解すれば、バリエーションはさらに広がるだろう。
おもな改訂内容は以下のとおり。
・金属床義歯とレジン床義歯の関係性をよりわかりやすく
・デジタルパーシャルデンチャー、インプラントパーシャルデンチャーの記述を追加
・技工依頼に関する記述の大幅な修正
・基本設計の項の前に、症例を追加。1つの症例を通して本書の使い方を学べる
1歯欠損から1歯残存までを補綴する Best Denture Design 【増補改訂版】 はこんな方におすすめです
- パーシャルデンチャーの設計にお困りの歯科医師、歯科技工士
- パーシャルデンチャーの技工指示に不安を感じている歯科医師
- 若手歯科医師や開業したての歯科医師など、パーシャルデンチャーについて教えてくれる先輩がおらず、一人で解決しなければならない歯科医師
CONTENTS
- 刊行にあたって
- 第1章 パーシャルデンチャーの設計の考え方
- 1. 欠損修復の検査、診断、治療方針の考え方
Pattern 1 患者のQOL を読み取る
Pattern 2 障害の程度と障害が拡大するリスクを予測する
Remarks1 歯科治療における疾病と障害 - 2. パーシャルデンチャーのリスクアセスメント
Pattern 1 患者のQOL を読み取る
Pattern 2 障害の程度と障害が拡大するリスクを予測する
Remarks 1 歯科治療における疾病と障害
Pattern 3 破折や動揺のリスクがある歯に注意
Pattern 4 孤立歯は支台歯の選択基準をより厳しく
Remarks 2 オーバーデンチャー(Over Dentures, Overlay Dentures)
Pattern 5 義歯の動きを止められる残存歯の分布か
Remarks 3 ケネディー分類
Pattern 6 顎堤の支持能力を測る
Pattern 7 現在歯数からリスクを予測する
Remarks 4 アイヒナー分類
Pattern 8 すれ違い咬合を回避できるか
Pattern 9 歯の位置関係を診る
Pattern 10 異常機能に注意する
Remarks 5 TCH(Tooth Contacting Habit) - 3. 設計の考え方(リスク対応)
Pattern 11 融通性のあるリジッドへ
Pattern 12 「動かない」、「汚さない」、「壊れない」、「気にならない」
Remarks 6 コーヌステレスコープデンチャー(コーヌスクローネ) - 4. 「義歯の動揺」の抑制
Pattern 13 4つの動きを抑える
Pattern 14 直接支台装置を頬舌回転させない
Pattern 15 外側性把持と内側性把持で義歯を安定させる
Pattern 16 クロスアーチで内側性把持を得る
Pattern 17 暫間義歯は把持をメインに単純化
Pattern 18 把持を確実にする大連結子
Pattern 19 直接支台装置は外側性把持を確実に
Remarks 7 インフラバルジクラスプ(Infrabulge clasp)
Pattern 20 迷ったら両側設計
Pattern 21 支持効果のあるレストは直接支台装置のレストだけ
Pattern 22 構成要素がずれないレスト
Pattern 23 前歯のレストはまず基底結節レスト
Pattern 24 維持力に頼りすぎない設計
Remarks 8 回転装着型義歯(Rotational Path Removable Partial Dentures)
Pattern 25 維持装置は把持との関係をおさえて選択する
Pattern 26 歯冠形態を修正してアンダーカットを作る - 5. 予防歯学的配慮
Pattern 27 設計の配慮で汚さない
Pattern 28 材料に配慮して汚さない
Pattern 29 セルフメインテナンスの徹底 - 6. 破損の防止
Pattern 30 疲労の少ない材料を使う
Pattern 31 確実な技工操作を行う
Pattern 32 応力集中しやすい部位は剛性と設計で対応
Pattern 33 患者側の要因を改善して破折のリスクを回避
Remarks 9 IRPD(Implant Removable Partial Denture) - 7. 感覚・心理的配慮
Pattern 34 外観に触れるメタルクラスプは遠心から
Pattern 35 肩部を見せないインフラバルジ
Pattern 36 人工歯は残存歯と調和させる
Remarks 10 ノンメタルクラスプデンチャー
Pattern 37 大連結子は左右対称に走行
Pattern 38 シチヒキは順応しにくい - 8. 義歯床の働き
Pattern 39 義歯床に間接維持の働きも期待する
Pattern 40 床縁は軟らかい粘膜で終わらせる
Pattern 41 義歯床は感覚・自然感・衛生に配慮 - 9. 前処置
Pattern 42 診断用模型は前処置の第一歩
Pattern 43 咬合高径を改善する
Pattern 44 咬合平面の乱れを改善する
Pattern 45 エーカースクラスプの理想的な歯冠形態をイメージする
Pattern 46 削ってダメなら足してみる
Pattern 47 ガイドプレーンはレストシートよりも先に形成
Pattern 48 同じではない直接支台装置のレストと間接支台装置のレスト
Pattern 49 支台歯形成は設計が決まってから
Remarks 11 口腔内でガイドプレーンを形成する方法 - 10. パーシャルデンチャーの咬合の考え方
Pattern 50 中心咬合位では、臼歯残存歯と均等に接触させる
Pattern 51 レストは中心咬合位で対合歯と接触させる
Pattern 52 遊離端義歯の咬合接触は支台歯から離れるほど弱く
Pattern 53 義歯の頬側回転に注意
Remarks 12 短縮歯列(Shortened Dental Arch:SDA)
Pattern 54 歯列弓が広いときは義歯の回転に注意
Pattern 55 滑走運動では残存歯のガイドを阻害しない - 11. レジン床義歯
Pattern 56 金属床義歯とレジン床義歯の違いを知ろう
Pattern 57 レジン床義歯の基本デザインをおさえる
Pattern 58 レジン床義歯の適応を知る - 12. 技工指示
Pattern 59 設計の基本はサベイラインを知ること
Pattern 60 技工指示書と模型は重要な情報伝達ツールである
Pattern 61 完成前の試適で成否を分ける
Pattern 62 パーシャルデンチャーでのデジタルの活用
Remarks 13 デジタルパーシャルデンチャーの現在 - 参考文献
- Break Time 1:義歯洗浄剤
- Break Time 2:知行合一(ちこうごういつ)
- 第2章 設計パタン
設計の実践
臨床症例からみる設計の実践
設計1~4 上顎 ケネディーⅠ級
設計5~9 上顎 ケネディーⅠ級1類
設計10~15 上顎 ケネディーⅡ級
設計16~21 上顎 ケネディーⅡ級1類
設計22~25 上顎 ケネディーⅢ級
設計26~29 上顎 ケネディーⅢ級1類
設計30~33 上顎 ケネディーⅣ級
設計34~37 下顎 ケネディーⅠ級
設計38~42 下顎 ケネディーⅠ級1類
設計43~48 下顎 ケネディーⅡ級
設計49~52 下顎 ケネディーⅡ級1類
設計53~56 下顎 ケネディーⅢ級
設計57~58 下顎 ケネディーⅢ級1類
設計59~60 下顎 ケネディーⅣ級
1歯欠損から1歯残存までを補綴する Best Denture Design 【増補改訂版】 - 刊行にあたって(PDF 1.02KB)
1歯欠損から1歯残存までを補綴する Best Denture Design 【増補改訂版】 - CONTENTS(PDF 838KB)
1歯欠損から1歯残存までを補綴する Best Denture Design 【増補改訂版】 - ちらしデータ(PDF 2.62MB)






