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咬耗と人類生物学的現象 人類の誕生から探る歯科治療

使ったら減るという現象=咬耗。果たして咬耗は病いなのか!?

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咬耗と人類生物学的現象 人類の誕生から探る歯科治療

定価:4,950(本体 4,500円+税)

A5判・144頁
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2024年04月発行

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詳細情報


咬耗と人類生物学的現象 人類の誕生から探る歯科治療
【著】 財部 洋(東京都開業)
A5判・144頁
定価4,950円(本体4,500円+税)
使ったら減るという現象=咬耗。果たして咬耗は病いなのか!?
700万年前の人類の祖先である初期の猿人が、気の遠くなるような時間をかけて進化していくなかで完成した咬耗した歯列をもつ鉗子状咬合は、縄文時代までごく普通の咬合様式であった。しかし、弥生時代以降から近年までに、この咬耗現象はなくなり、鉗子状咬合から鋏状咬合に変化した。現在では鋏状咬合が正常咬合とされている。使えば減るという当たり前の現象である咬耗は、現代歯科学ではむしろ「病い」としての扱いである。本書では、自然咬耗咬合より発見されたHIP-Planeから導き出された咬合治療をとおして、咬耗の意義を人類生物学的に考察・検証した。今後の歯科医療に対する警鐘も含めて、ぜひご一読いただきたい。


CONTENTS
刊行にあたって
推薦のことば
はじめに

01 シンメトリー
【1】動物の顔
【2】ポチの顔
【3】ひとの顔
【4】アシンメトリー
【5】律子の顔
【6】崩壊咬合
【7】Tさんの顔
【8】ヒトの顔
【9】マスク美人
【10】現代人と石器時代人

02 シンメトリーと歯列
【1】歯の進化
【2】ヒトの歯列
【3】犬歯の縮小

03 水平面
【1】自然咬耗咬合
【2】運動器としての口
【3】HIP-Plane
【4】フランクフルト平面
【5】オルソペディック・リレーター(クープ・マシン)

04 生活空間
【1】家を建て直す
【2】並進運動
【3】下顎の動き

05 下顎の前進
【1】四つ足から直立へ
【2】咀嚼器の退縮と直立
【3】オトガイの突出
【4】大後頭孔の前方移動
【5】下顎の前方移動

06 ダイナミックス
【1】咬頭と窩
【2】眼鏡橋

07 スキャモン
【1】出生
【2】乳歯列完成から乳歯列咬耗期(出生〜6歳)
【3】混合歯列期(6~12歳)
【4】幼若永久歯列期(12〜18歳)
【5】咬耗永久歯列期(18歳以降)
【6】原始人口腔と現代人口腔

08 咬耗の否定
【1】咬合器の進化と咬合論の精緻化
【2】咬耗の否定

09 近代社会の偏見
【1】セントリックという妄想
【2】咀嚼能率
【3】木床義歯

10 鋏状咬合と鉗子状咬合
【1】通常と正常
【2】正常咬合

11 顎姿勢
【1】接地面

12 人類の進化と咬合の変遷
【1】軟食動物

13 執筆を終えるにあたって

参考・引用文献
あとがき
謝辞


咬耗と人類生物学的現象 人類の誕生から探る歯科治療 - 目次(PDF 630KB)

咬耗と人類生物学的現象 人類の誕生から探る歯科治療 - ちらしデータ(PDF 19.1MB)



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