
高橋慶太(広島県・高橋歯科医院)
図14 マージンライン出し(5倍速コントラ〔12,000 回転〕)
使用バー:MARYDIA D-11Rf
本症例では、隣在歯(1)のクラウンレングスニングを行ってから最終形成に入った。マージンを最終形態に近い形に仕上げていくため、バーの先端をそれに合わせて選択する。このマージンラインを基準として、歯肉縁下形成するため、正確なマージン出しが求められる。強拡大で注水量を少なくし、視野を確保しながらダブルハンドで正確な操作を心がける。動画にはないが、マージン出しののち、D-11Rffで面をきれいにしている。