CDEEAABBCDEDCBADCBAEDCDCBB上顎下顎AA9か月前後11か月前後1歳6か月前後1歳4〜6か月前後2歳5〜6か月前後2歳3か月ごろ1歳4〜6か月ごろ17〜18か月ごろ11〜12か月ごろ6〜8か月ごろ(歯種)E(歯種)E051005101520253015202530図❸ 多数歯のう蝕による咬合の異常と咀嚼機能の異常。チェックリスト(離乳完了後)C-1〜6に該当する•強く嚙みしめられない•前歯で嚙み切れない•食事に時間がかかる•偏咀嚼がある•歯並びや咬み合わせに問題がある01 口腔機能発達不全症への対応最小値平均値最大値最小値平均値最大値354050(月)50(月)図❷ 平均的な乳歯の萌出開始(日本小児歯科学会:日本人小児における乳歯・永久歯の萌出時期に関する調査研究Ⅱ−その1.乳歯について−.小児歯科学雑誌,57(1):45-53,2019.)4035男児女児45男児女児45歯の萌出状態や発育の状況によって2歳ごろまでが対象となる場合もある(図2)。2.多数歯う蝕症例・乳歯早期喪失症例 歯冠崩壊を伴うう蝕が多数歯に及ぶ場合や乳歯の早期喪失例(図3)では、前歯部による食品の咬断や臼歯部による咀嚼に支障を来すことになり、本症例の診断に必要なチェックリスト(図4)における1971.授乳・離乳に関する問題 2020年(令和2年)の診療報酬改定により、離乳完了前の小児も口腔機能発達不全症の対象となった。この改定により、授乳や離乳に関する問題を有する小児の管理や指導も歯科において対応が可能となっている(図1)。定型発達児においては、離乳完了前の対象年齢は0歳から1歳6か月ごろとなるが、
元のページ ../index.html#21