図❸ 歯科衛生過程の流れ⑤歯科衛生評価▪目標の達成度の評価▪今後の方針の検討④歯科衛生介入▪計画に基づく実施▪実施状況の把握▪モニタリング①歯科衛生アセスメント▪情報収集▪情報の分析と解釈⑥記録(書面化)③歯科衛生計画立案▪目標の設定▪具体的な介入内容の②歯科衛生診断▪ニーズの把握▪問題の明確化検討案が必要です。実際に、患者さんとの対話や診療録などから得られた情報を頭の中だけで整理するのは困難です。歯科衛生アセスメントのプロセスで効率的に情報を整理し、患者さんのニーズを明確化するのに役立つのが、国際生活機能分類(ICF:International Classification of Functioning, Disability and Health)の概念です(図4)。患者さんの健康状態にかかわる要因を「生活機能」と「背景因子」とし、それぞれの項目に得られた情報を当てはめていくことで、必要な情報は何かがわかりやすくなります。2.歯科衛生診断 歯科衛生アセスメントによって得られた主観的情報・客観的情報から、問題点やニーズを明確にしていきます。 また、問題の明確化のプロセスでは、機能低下しているポイントや活動、参加が制限されている要因にどうしても焦点が当たってしまいますが、具体的な管理計画を検討するうえで、その人の「強み」にも目を向けていく必要があります。図4の赤字に示したように患者さんの生活背景に注目し、活かせる材料がないかを考えて情報を収集していくことで、ニーズに即した実現性が高い管理計画の立案へと繫がっていきます。3.歯科衛生計画立案 口腔機能低下症の管理は、う蝕や歯周病の管理と同様に、患者さん一人ひとりのニーズに沿った個別性のある計画立案に基づいて行うことになります。患者さん自身の問題解決に繫がるような目標を設定し、それを達成するための具体的な管理内容を決定していきます。
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