1からはじめる口腔機能低下症 2026年保険改定対応版
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 う蝕や歯周病といった歯科疾患の予防や管理に加えて、近年では、ライフコースを通じた口腔機能の管理が重要視されています。口腔機能低下は、「うまく嚙めない」、「発音できない」といった口に関する問題だけでなく、低栄養や要介護の原因となるフレイル・サルコペニアのリスクを高める重要な健康課題です。2026年の診療報酬改定では、口腔機能管理料の算定対象が拡大されることとなりました。また、歯科衛生士が行う口腔機能に関する教育・指導については、これまでの加算から独立し、口腔機能実地指導料が新設されました。これは、口腔機能低下症に対する指導が歯科衛生士の重要な役割のひとつであることを意味しています。 しかし実際には、「何から始めたらよいのかわからない」「検査の器材は揃えたものの、まだ軌道に乗せられていない」という方も多いと思います。この書籍は、口腔機能低下症にこれから取り組もうとする歯科医師・歯科衛生士の皆様に向けて、歯科衛生士の視点から執筆したものです。 本書が、日々の臨床での口腔機能管理のヒントとなれば幸いです。小原由紀はじめに

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