2“接着”のアドバンスCHAPTER短所•窩洞外でほぼ完全に重合完了しているため、収縮によるギャップ・ホワイトマージン形成を抑制できる(間隙はセメント封鎖)•十分な光照射が可能•加熱処理で機械的強度・耐摩耗性が向上•解剖学的形態の付与や隣接面・接触点をより適切に回復可能•確実な仕上げ・研磨が可能•健全歯質の形成削除量が多くなる•窩壁との間にセメント層が介在•印象採得・作業模型調整などの技工操作が必要•脆性である(加熱処理共々)•間接法のため2回以上の来院が必要•接着操作が煩雑•余剰セメント除去が困難宮地秀彦京都府・宮地⻭科医院うクラウンといった形態も検討すべきである。 加えて間接法においては、便宜的な外開き形態の付与をはじめとする窩洞形成の原則が重要であるが、近年では、補綴修復におけるデジタル技術の進化に伴い、シリコーン印象材や寒天印象材によるアナログな印象採得に表❶ 直接CR修復と比較したCRインレーの特徴(参考文献2)より引用改変)長所 近年の歯冠修復では、MI(ミニマルインターベンション)の概念やレジン系接着材料の普及に伴い、コンポジットレジン(CR)による直接修復が第一選択となることが多い。 しかし、口腔内での各種操作や直接的な形態回復が困難な場合、とくに臼歯部の修復では、咬合力に対する機械的強度の確保や技術的な観点からも、金属合金やセラミック系材料を用いた間接修復法が依然として有効である(表1)。 また、歯列や咬合全体のバランスなどを考慮したうえで修復方法を選択するにあたっては、小規模な内側性窩洞に対するCRやインレーだけではなく、一部または全部の咬頭を被覆する必要がある広範囲な実質欠損に対する、アンレーやオーバーレイ、歯冠全体を覆042CAD/CAM 時代における間接法の考え方1
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