修復・補綴の迅速撤去&リペア法 CR、クラウン・ブリッジ、インプラント、義歯のトラブル対応
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2. 人工歯の破損・脱離への対応・咬合面再構成a:4〜7欠損の症例。7部のクリアランスの不足が認められるd:フレームワークは再利用し、人工歯排列を行った。加熱重合レジンを用いて義歯を完成させた図❷ 人工歯および義歯床の置換を行った症例。7部のクリアランスが不足し人工歯と義歯床ごと破折した。対合歯の削合を行ったうえで、仮固定した義歯のピックアップ印象を行った。メタルフレームは残したまま人工歯を置換し、義歯床は加熱重合レジンを用いてリベースしたb:7部は人工歯だけでなく義歯床も破折しているe:義歯装着時c:義歯をアロンアルファ®で仮固定した後、ピックアップ印象採得と咬合採得を行い、模型を製作した 義歯床および人工歯(硬質レジン歯・レジン歯)は、デンチャープライマー®(ジーシー)等を用いて被着面処理を行う。メタルが露出している部分は、サンドブラスト処理やメタルプライマー処理が有効である。必要に応じてスーパーボンド®(サンメディカル)を併用すると接着力が高まるが、使用する場合は完全硬化を確認してから次の操作に移る。 即時重合レジンで再装着した後は、形態修正と咬合調整を行う。とくに前歯部では側方運動時の干渉にも注意する。着面処理にシランカップリング処理とボンディング処理を行い、CRで修復することで強度的にも審美的にも優れた修理が可能となる。ただし、破損原因が咬耗や咬合調整によって人工歯が薄くなっている場合、同部位は再破折するリスクが高い。対合歯の削合や根本的な対策(人工歯置換や義歯新製)を検討する必要がある。 一歯のみであっても人工歯の直接法による交換は、見た目以上に難易度が高い。部分床義歯ではフレーム形態・残存歯との位置関係によって人工歯を大幅に削合し形態調整する必要が生じやすい。そのため、人工歯の直接交換は時間を要し、排列に不慣れな場合は負担が大きい。実際には、義歯を預かって行う間接修理が現実的な選択肢となる。また、シェルクラウン®(松風)やクラウンS®(ジーシー)などの暫間被覆冠用の人工歯も調整が行いやすく、有効な選択肢であるが、周囲とのシェードの調和に注意を要する。 図2の症例では、クリアランスが過小な大臼歯部の人工歯が義歯床ごと破折した。即時重合レジンで人工歯と義歯床を修理することはできるが、125人工歯交換か? CRで人工歯の一部を修理するか? 人工歯の破折を伴う場合、その破折部位や原因によって修理方法を選択する。即時重合レジンは万能な修理材料であるが、変色・咬耗・強度面での限界があり、人工歯に対する長期的な代替材料としては不向きである。 前歯の切縁が欠けた場合、硬質レジン歯であれば、フィラーが含まれているため、コンポジットレジン(以下、CR)破損時の補修と同様に、被

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