修復・補綴の迅速撤去&リペア法 CR、クラウン・ブリッジ、インプラント、義歯のトラブル対応
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a:前歯部には磁性アタッチメントのキーパーを装着d:レジン床部の新鮮面を出し、メタル露出部は サンドブラスト処理を行った図❶ 人工歯脱離に対して復位で修理した症例b:磁性アタッチメント周囲はハウジング構造のフレームワークで破折対策がなされていたe:メタル露出部の接着の向上とメタル色の遮蔽を目的にスーパーボンド®のオペークアイボリーで表面処理c:人工歯の脱離。一部人工歯も破折していたが破折部は復位可能であったf:表面処理後の人工歯の復位を確認し、即時重合レジンを用いて人工歯を装着した 人工歯が脱離し、かつ人工歯自体がほぼ完全な状態で残っている場合は、人工歯を再利用して修理することが可能である(図1)。とくに前歯部では、既存の人工歯の色調・形態が隣接歯と調和していることが多く、新しい人工歯を排列するよりも審美的メリットが大きい。また、新規人工歯では大きな形態修正が必要になることもあり、既存人工歯の復位は有効な選択肢である。 復位の際には、まず脱離した人工歯が正確に元の位置に戻るかを確認する。位置が確認できたら、人工歯側・義歯床側の被着面を削合して新鮮面を付与し、接着のためのスペースを確保する。レジン層が薄いと再脱離の原因となるため、レジンスペースは可及的に確保することが重要である。ただし削りすぎると位置関係が不明瞭になるため、両者のバランスをとる必要がある。124村上奈津子 Natsuko MURAKAMI東京科学大学 大学院医歯学総合研究科 生体補綴歯科学分野第5章 義歯の修理・再製作22人工歯の復位で対応可能か?人工歯の破損・脱離への対応・ 咬合面再構成

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