aegbcdfh⓯ 生食ガーゼ 生食ガーゼによる擦過にて3分間インプラント体表面を清掃した。清掃後、SEMにてインプラント体表面を観察すると、ガーゼが接触した面においては部分的なバイオフィルムの除去が行えていた。しかし、図21(g、h)より清掃後のインプラント体表面には生食ガーゼの糸の残存が認められた。そのため、清掃後の治癒期間においてインプラント体と骨との間に残留糸が介在することで骨とのオッセオインテグレーションを妨げる可能性があり、十分な洗浄が必要不可欠である。図㉑ 生食ガーゼを用いたインプラント体清掃a:清掃前b:清掃中c:清掃後d:清掃後の生食ガーゼ。黒矢頭:付着したバイオフィルムe:清掃後の生食ガーゼのSEM像 x25。赤枠:繊維に付着しているバイオフィルムf:図21eにおける赤枠内拡大像。使用後生食ガーゼのSEM像 x50g:清掃後インプラント体 x30。赤枠:インプラント体に付着している繊維h:清掃後インプラント体 x500実際の清掃の様子を動画でご覧いただけます。133
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