動画で身につくMFT 患者ごとに組み立てる口腔筋機能療法のテキスト
10/12

5 MFT実践の基本 ①エクササイズ75木製スティック、コットンロール、ストロースプレーボトルひも付きボタン手鏡図❻ 指導に必要なものの一例指導環境を整える MFTを導入する際に、まずは以下のような環境や道具を準備しましょう。⚫診査用紙 指導に先立ち、診査用紙や問診により情報収集をします。口腔習癖に関する診査だけではなく、MFTの指導を進めるにあたって必要な情報を得るための診査用紙を、自院で作成するとよいでしょう(詳細は第1章❷参照)。⚫録画・録音機器 会話時や咀嚼・嚥下の動画撮影が必要なので、録画・録音機器を準備します。録画・再生機能のあるタブレット端末を活用すると、スペースをとらず、持ち運びもできて便利です(詳細は本章❶参照)。練習内容を録音するための機器(スマートフォンの録音機能やボイスレコーダー)は、患者さんや保護者に持参してもらいます。⚫指導場所 歯科用ユニットがなくても、机とイスがあれば指導できます。診療室で行うこともできますが、動画撮影や音声の録音時は、雑音が入りにくいカウンセリングルームなどの個室が理想的です。⚫指導に必要なもの 指導には、ワークブック、木製スティック、コットンロール、ストロー、ひも付きボタン、スプレーボトル、手鏡、コップ、水、食品などが必要です(図6)。食品は、事前に食物アレルギーを確認したうえで、患者さんに持参してもらったほうがよいでしょう。

元のページ  ../index.html#10

このブックを見る