日が楽しくて、「絶対に歯科衛生士になる」という思いが日に日に強くなっていきました。3年間無事にアルバイトを続け、先生が母を説得し、奨学金とアルバイト収入で歯科衛生士学校に通えるようになりました。こうして私は晴れて憧れの歯科衛生士になれたのです。「私、本当は歯科衛生士になりたいんです」。母には何も相談していませんでした。先生は私の話を聞いてくれて、普通科の高校に行かせてもらえるように母を説得してくれました。それだけでなく、進学した高校にも連絡してくれて、高校の担任が知り合いの歯科医院を紹介してくれたのです。「ここでアルバイトして、楽しいと思って3年続いたら、お母さんを説得してあげる」。そう言われ、実際に歯科医院で働くことになりました。もちろん大変なこともありましたが、何よりも毎歯科衛生士になった当時（中央）女性スタッフプロジェクトが成功した本当の理由082
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