図❸ さまざまな形態の根面溝図❹ 上顎第1小臼歯根尖からの像。プローブで根面溝の形態を確認していく。*画像の根尖部は断面像特集 第6回国際歯科シンポジウム連動企画 あなたの歯科衛生士臨床を深める8つの扉 19図❺ コンタクトポイント(CP:青丸)とプローブの角度。CP直下を計測する。角度をつけすぎると大きい値になってしまう 歯根は単純な円錐形ではなく、多くの歯面にくぼみ(根面溝)が存在します2)。根面溝は、口腔内に露出するとプラークコントロールが困難となり、歯周組織の喪失を招く部位です。そして、歯周治療において、的確なデブライドメントを行うためにも把握しておくべき形態の一つです。上下顎第1小臼歯近心面には、根面溝がほぼ100%あります。ここはプローブが最も浮きやすい(歯面から離れやすい)難所です。図3に示すように、その形態と深さはさまざまです。 プロービング時には、つねに「プローブの先端1〜2㎜を歯面に追従させる」ことを意識します。根面溝を触れたら、プローブをわずかに傾け、根面溝の底をなぞるように細かく動かして形態を探ります(図4)。 隣接面は最も歯周炎が進行しやすい箇所ですが、プローブの角度を誤ると、正確な数値を測定できません。対策としては、コンタクトポイントを避けるため、プローブをわずかに(約10〜15°)傾けるように操作します(図5)3)。傾けすぎ根面溝コンタクトポイントとの関係
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