歯科で活躍する管理栄養士 栄養指導・必携マニュアル
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APTER 31CH アンケート体組成計理想的な基礎代謝量必要運動量の処方低GI値食品の導入良い脂肪・悪い脂肪100g計測ダイエット 食事内容と量の適正化食事時間と回数の適正化AGEsを作らせない習慣握力測定血圧測定AGEs測定FFQ調査目標設定(1日350gの野菜のうち、 緑黄色野菜120g)質の高い睡眠の確保【ステップ3】3ヵ月〜6ヵ月後野菜の必要性etc.【ステップ 4】アンケート体組成計握力測定血圧測定AGEs測定FFQ調査110補綴治療や歯周治療で嚙む機能が改善したら、その効果を身体の健康づくりに繫げましょう。歯科における保健指導の対象者としては、う蝕の多発者で肥満傾向の人、歯周病で糖尿病や循環器疾患を抱えている人、痩せ型でフレイル予備軍の人などさまざまですが、いずれも口腔機能を回復して摂食環境を整えたうえで、栄養バランスのよい食事を摂り、運動習慣を身につけることで、ほとんどの問題を改善させることができます。筆者の診療所で20年以上実施している保健指導プログラムは、4つのステップからなります(図1)。【ステップ1】【ステップ2】図❶ 保健指導プログラム全体の流れ(Copyright ©2010 Hiroaki Takeuchi, Ph.D. All rights reserved.) 保健指導の全体像歯科診療所特有の保健指導・栄養指導

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