歯科で活躍する管理栄養士 栄養指導・必携マニュアル
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料 楽しく・適度にAPTER 29CH 好飲・嗜菓子9 健康にプラスになる食べ方・老化を進める食べ方運動水・お茶水・お茶081【主食:5〜7つ】ごはん、パン、麺など1つ分 :おにぎり1個、食パン1枚、ロールパン2個1.5つ分:ごはん中盛1杯、2つ分:うどん1杯、もりそば1杯【副菜:5〜6つ】野菜、きのこ、いも、海藻料理1つ分:野菜サラダ、具たくさん味■汁、ほうれん草のおひたし2つ分:野菜の煮物、野菜炒め、芋の煮っころがし【主菜:3〜5つ】肉、魚、卵、大豆料理1つ分:冷奴、納豆、目玉焼き一個2つ分:焼き魚、魚の天ぷら、まぐろとイカの刺身3つ分:ハンバーグステーキ、豚肉の生姜焼き、鶏肉のから揚げ【牛乳・乳製品:2つ】1つ分:牛乳コップ半分、チーズ1かけ、スライスチーズ1枚、 ヨーグルト1パック、2つ分:牛乳1本【果物:2つ】1つ分:みかん1個、リンゴ半分、かき1個、梨半分、桃1個図❶ 食事バランスガイドの概要図。1日分2,200±200kcalを基本形として作られているので、持病がある等で医師に栄養指導を受けている場合はその指示に従うことどんな食事をどのように摂るか。「食べ方」に気をつけるだけで、健康効果は格段にアップします。下記のような項目を、できることから取り組んでみることを勧めましょう。「バランスよく、多品目」が基本です。目安になるのは厚生労働省と農林水産省が平成17年に共同で策定した「食事バランスガイド」32)で、どんな食品をどれくらい、どんな組み合わせで摂ればバランスがよくなるかが、図1のようなイラストでわかりやすく示されています。イラストは上から順に主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物のグループが一つのコマを形成し、必要な分量も一般的でわかりやすい例で書かれています(表1)。 何を食べるか(種類・内容)健康にプラスになる食べ方・老化を進める食べ方

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