図❺ 大臼歯部のインプラントサイトから採取した自家骨にrh-PDGFを作用させて欠損部に移植し、新しい歯槽頂の形成を目的として賦形した図❾ 1年後のデンタルX線写真上では、骨縁下欠損は完全に改善している図❿ リエントリーでは12㎜のボーンフィルを認めた図⓭ 同、舌側面観図❻ 移植片が逸脱しないようにバイオガイドで被覆した図⓫ 10年後のCBCT像では、舌側の裂開状骨欠損の改善が確認できる図⓮ 21年後のデンタルX線写真。再生した骨は完全に成熟し、オリジナルの骨と同化している図❼ Modified Papil-la Preservation flapを水平マットレス縫合、単純縫合のコンビネーションで閉創した図⓬ 21年後の状態。歯肉レベルは維持され、PDは3㎜以下である図❽ 1年後、PDは3㎜となった27することが重視された7〜9)。この考え方は、歯周創傷治癒の結果が、歯根面に最初に到達する細胞集団によって左右されるというMelcherの概念を背景としている7)。 ただし、骨移植そのものはGTR以前から歯周骨欠損に応用されていた10)。GTR以降、骨移植は欠損を単に充填する材料という位置づけから、膜下のスペース維持や血餅安定のための足場として再評価されてきた。現在では、EMD、成長因子、低侵襲フラップと組み合わせるスキャフォールドとして位置づけられている。 その後、再生の成否には、単に上皮を遮断するだけでなく、郭清した根面上でフィブリン血餅を安定して維持し、細胞がその中で遊走・増殖・分化できる創傷環境を確保するこ再生療法の概念の変遷14)ことが報告されている5,6)。 GTRの概念では当初、膜を用いて不要な上皮組織および歯肉結合組織の侵入を遮断し、歯根膜由来細胞など再生に必要な細胞が歯根面を再増殖するための時間とスペースを確保
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