う治療へと洗練されている2,3)。 その結果、骨縁下欠損に対する再生療法の臨床成績は、従来のアクセスフラップ単独と比較して中長期的にも改善してきたといえる4)。さらに、保存が危ぶまれるほど高度なアタッチメントロスを示す歯であっても、適切な診断・再生療法・メインテナンスを行えば、クリニカルアタッチメントを獲得し、長期間良好に機能し得る(症例1:図1〜図❶ 41歳、男性。3の保存を強く希望して来院した。近心頬側15㎜、舌側近心11㎜、舌側中央9㎜、舌側遠心4㎜のPDを認めた図❷ 初診時のデンタルX線写真。歯根長の75%を超える1壁性の垂直性骨吸収を認めた図❸ CBCT像では、舌側面に裂開状骨欠損が存在することを確認できる図❹ 術中の計測では15㎜のヘミセプター状の骨縁下欠損と、わずかな骨のブリッジが認められた症例1:重症であったが、再生療法によって長期間維持された症例26巻頭特集 1982年にNymanらが、歯周病で失われた付着が新たに形成され得る可能性を示して以来、歯周組織再生療法は大きく発展してきた1)。現在では、欠損形態の診断から根面のデブライドメント、血餅の安定、フラップデザイン、創の一次閉鎖、再生材料の選択、さらには歯周形成外科的手技までを統合して行再生療法の発展と長期予後石川知弘Tomohiro ISHIKAWA静岡県・石川歯科歯周組織再生療法の進化 マテリアル、フラップマネジメント、歯周形成外科との融合
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