台22,500年図❶ ㈱アールアンドディによるマイクロスコープの年度販売台数()と累計販売台数(青線)の調査結果(三橋 晃先生〔神奈川県開業〕のご厚意による)15,0007,5004,2604,9253,6984,2605575575625626656657337331,0413,1413,6983,1411,8571,8661,8660〜201120122013201420152016201720182019202020212022202320242025予想7,8467,8466,6996,6994,9255,6585,6581,0411,1471,1471,05413,17313,17311,42411,42410,13310,1338,9008,9001,7492,1601,2911,7491,0541,2331,2331,29121,06821,06819,20219,20217,34317,34315,33315,3332,0121,8572,1602,012 マイクロスコープを取り巻く 現在の状況 54 「マイクロスコープを“使い倒す”日常臨床」を考えるにあたって、まずはマイクロスコープを取り巻く日本の現状を理解すると、「マイクロスコープは歯内療法に使うもの」という固定観念がなくなるかもしれない。医療機器の市場調査などを行っている㈱アールアンドディによると、2025年のマイクロスコープの販売台数は累計で21,068台(予想値)となっている(図1)。 日本全国の歯科医院数が6.5万軒といわれているので、単純に割り算をすると普及率は30%前後と考えられる。しかしながら、1医院で複数台、多いところでは10台以上導入している医院もあり、普及率は20%前後であるといえる(図2、3)。 この時点で「マイクロスコープの使用は歯内療法だけ」であれば、1医院に複数台導入する矛盾が生じることは理解できるだろう。院長1人がマイクロスコープを使用するのであれば、1台で済むかもしれない。しかし、勤務医が使うようになる、続いて歯科衛生士が使うようになる……といった具合に、結果的にすべてのユニットにマイクロスコープが必要となり、複数台の導入へと繋がってきているのである。 ここで、「歯科衛生士がマイクロスコープを使うのか?」と思う読者もいるかもしれない。しかし、日本顕微鏡歯科学会(JAMD)の認定制度において、2025年の登録数は認定医が199名なのに対して、認定歯科衛生士は205名と認定医数を上回っている(図4)。つまり、マイクロスコープの普及の一因として、「歯科衛生士のマイクロスコープ使用」が販売台数を増やしているといっても過言ではな
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