コーディネーター杉元敬弘Norihiro SUGIMOTOスギモト歯科医院〒610-0334京都府京田辺市田辺中央1-2-11アトリオパーク2F デジタル技術の発展とともに、従来の機械式咬合器の機能をコンピュータ上で再現することが可能となっている。「バーチャル咬合器」とも呼ばれる技術であるが、本特集では「デジタル咬合器」とし、従来の機械式咬合器を「アナログ咬合器」として区別する。 アナログ咬合器は従来の補綴物の製作に必要不可欠なものであり、デジタル化された補綴物の製作ワークフローにおいても、その重要性は変わらない。現在、IOSやCBCTのデータを駆使しながら、補綴の設計・製作のために生体の顎運動を咬合器上で再現する取り組みがなされている。 本特集では、いよいよ臨床で応用され始めたデジタル咬合器を取り上げ、生体との動きの比較、特徴や使用法、臨床応用について解説いただく。西山貴浩Takahiro NISHIYAMA和田精密歯研㈱ 係長・歯科技工士〒533-0031大阪府大阪市東淀川区西淡路3-15-46髙瀬 直Naoki TAKASE㈲デンタル・ラボア・グロース主任・歯科技工士〒150-0045東京都渋谷区神泉町16-14-101重本修伺Shuji SHIGEMOTO鶴見大学歯学部 クラウンブリッジ補綴学講座〒230-8501神奈川県横浜市鶴見区鶴見2-1-3巻頭特集デジタル咬合器入門─バーチャルの中のリアルを追究する─
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