歯内療法ブラッシュアップ 患者さんと歯科医院のWin-Winの関係を築くためのTips
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図❶ Veraview X800+(モリタ)008東京都・吉岡デンタルオフィス吉岡隆知どの装置がよいか 現代の歯科診療において、マイクロスコープとCBCTは欠かせない装置となっている。マイクロスコープは拡大視野によって歯科治療のレベルを劇的に向上させた。しかし観察できるのは対象物の表面に限られる。歯や骨の内部構造は、いくら倍率を上げても直接確認することはできない。そこでCBCTを併用することで、歯や骨の内部構造を三次元的に把握しながら治療を進めることが可能になる。とくに根管を探索して処置する歯内療法では、マイクロスコープとCBCTの併用が大きな力を発揮する。 CBCTは装置による画質差が大きく、単に「CBCTがあればよい」というわけではない。用途によって必要とされる解像度も異なる。どれほど高精細な画像が得られても、適切に読影できなければ十分に活用することはできない。10種類のCBCT装置を用いて狭窄根管、イスマスあるいは根尖部分の検出能を比較した研究では、機種によって診断能が大きく異なることが示されている1)。さらに金属の存在による影響も装置によって差があった。この研究では3D Accuitomo 170(日本名3DX:モリタ)がもっとも評価が高く、次いでVeraview X800(モリタ)が続いた。他の機種にはより小さなボクセルサイズをもつものもあったが、微細な解剖学的構造の歯内療法的評価では劣っていた。 これらの結果を踏まえると、3DXは装置の大きさや価格の点で、どの医院でも導入できるとは言い難いので、現在導入を検討しているのであれば、Veraview X800の後継機であるVeraview X800+(モリタ:図1)が現実的な選択肢の一つといえるだろう。CBCTの導入効果と活用法01

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