のと※設計の解説中の( )内数字は、第1章の「Pattern1〜62」に相当します。ご参照ください。レスト・ガイドプレーン◦5445の舌側面の内側性把持で義歯の回転を抑える(16)。◦サベイラインは低めに設定する(19,45)。◦マイナーコネクタと遠心隣接面のガイド面で外側性把持を確保する(19)。◦支台歯で確実な支持を得る(22)。パラタルストラップ(スティップル付与)歯頸部を開放するキャストクラスプ94選択する義歯構成要素設計1問題解決設計の要点設計キーポイント◦大連結子は薄く幅広いパラタルストラップがよい(18,37)。◦舌感を考慮してスティップルを付与する(37)。◦支台歯歯頸部はできるだけ開放する(27)。◦義歯床での支持も配慮して十分な大きさを確保する(6,39,41)。◦義歯床辺縁は、軟らかい粘膜上に設定する(40)。◦側方運動時の人工歯での接触は避ける(53,55)。◦第2大臼歯での接触は弱めにする(52)。両側性臼歯義歯遊離端義歯 両側の小臼歯が残存しているため、支台歯が良好(3)であれば、義歯の回転は抑えやすい。メタルフレームと支台歯との適合に注意が必要である。歯冠の高さが十分あり、審美性も考慮する必要があるときは、ワイヤークラスプでもよい。 別法として小臼歯への双子鉤の設定も考えられるが、十分なエンブレジャーが形成されていないと破折の危険がある(32)。その際、双子鉤への負担を軽減させるために遠心にレストがあるとよい(32)。支台装置連結装置義歯床人工歯間接支台装置をどのように使って義歯の回転を抑えるか。55をどのように守るか。ケネディーⅠ級
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