▶7の遠心部の歯槽骨吸収が大きい。▶6は欠損しており、7のクラウンを5とコンタ▶上顎前歯の接触は緊密でやや被蓋が大きく、咬動揺度出血点ポケット423423部位8701000003456654211237800000000000000423322222222312212212212212213323323423322222222312212212212212213323323ポケット出血点動揺度図❷ 初診時のパノラマX線写真とプラークチャート3633530.5323323323323323323323323323323323323423323423323891.口腔内所見(図1)▶③21①のブリッジが装着されており、やや動揺するが痛みはない(図1a)。▶上顎臼歯部のクラウンの豊隆が少ない(図1a)。▶口蓋正中部に骨隆起を認める(図1a)。▶4の頰側の顎堤吸収が大きい(図1a)。▶上顎前歯正中に対して、下顎前歯正中がやや右側に偏位している(図1b)。合時に動揺を認める(図1b)。▶3は歯根露出が大きく、中央にクラックを認める。歯肉の腫脹はない(図1b)。▶下顎小臼歯部舌側に骨隆起を認める(図1c)。▶6は欠損しており、7のクラウンを5まで延ばして製作している(図1c)。▶56の辺縁隆線は一致せず、6の近心がやや低くなっている(図1c)。▶右側臼歯部には片側性のパーシャルデンチャーが装着されているが、人工歯の舌側咬頭の摩耗が著しい(図1d)。▶左側下顎臼歯部の咬合平面の乱れを認め、上顎臼歯部がやや挺出している(図1d)。2.パノラマX線写真所見(図2)▶3は完全な歯根破折像は認めない。▶1の歯根は近心傾斜しており、根尖部にやや陰影を認める。クトさせている。▶7は近心傾斜しており、咬合平面がやや乱れている。3.プラークチャート(図2)▶総じて歯周病の程度は低い。▶3中央部は唇舌的に根尖近くまで歯周ポケットがある。▶1はやや動揺がある。 前述の状況把握に対してそれぞれの問題をあきらかにしていく。たとえば、3は前述のさまざまな状況から歯根破折を疑う(問題発見)が、抜歯後の義歯の設計を考えたときに図3に示すように状況把握問題発見(図3〜8)
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