上顎左右側口蓋側面観27ら内リか口腔スク子因を予測患者さんの生活背景を予測しよう! 〜こんな歯肉の色は喫煙の影響〜 全顎的に、とくに上顎口蓋側の歯肉が暗い紫色になっている患者さんは、喫煙者であると予測されます。喫煙者である患者さんに、「歯周病が進行しやすいので禁煙したほうがいいですよ」などと言っても、「わかってはいるけど、なかなか……」と、話を流されることが多いのではないでしょうか。 喫煙には肺がんなど、さまざまな疾患を発症するリスクがありますが、それを承知で喫煙を続けている人のなかには、「タバコをやめるくらいなら、入れ歯になってもいい」と、口腔内の健康のために禁煙しようとは考えない人がいるのも事実です。 喫煙をやめられないのは「ニコチン依存症」という薬物依存症の一種であることから、本人の意思だけでは禁煙が難しいという理解が必要です。口腔の専門家である私たち歯科衛生士が、喫煙と口腔疾患の関係や、禁煙を考えている患者さんへの禁煙外来の案内など、歯科から内科への連絡を取るようにしましょう。 喫煙の影響は顔貌の変化にも現れますが、口腔内の変化は顕著です。タバコの煙に侵された喫煙者自身の肺を直視することはできませんが、歯肉は直視できます。 説明時には、歯周ポケットが深いわりに見た目の炎症がないように見えることや、BOPが低く表れることなどの喫煙者特有の歯周組織検査結果についても触れ、喫煙は口腔内にとって確実に悪影響を及ぼしているとお伝えすることから、禁煙支援を始めてみてはいかがでしょうか。喫煙者の歯肉の状態。歯周ポケットが深いわりに炎症はさほどないように見え、BOPも低いなどの傾向がある「コレってアレかも!?」
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